2012年6月9日土曜日


前回はADHDの原因、症状、診断について説明をしました。今回は、ADHDに伴いやすい障害・疾患と治療に焦点を当てて解説をします。

ADHDに伴いやすい障害と疾患

 ADHDには、学習障害、ツレット症候群、反抗挑戦性障害、行為障害、不安障害、うつ病などが伴うことがあります。

・学習障害は、就学前では特定の音や言葉の意味を理解するのが難しかったり、就学後では読み書きや算数ができないといった障害になって現れます。

・ツレット症候群というのは、チックや、まばたきやしかめっ面などの反復性の動きをする神経学的疾患ですが、ADHDでツレット症候群を伴う子供は少ないのですが、逆に、ツレット症候群があるとADHDを伴う子供が多くなります。

・反抗挑戦性障害 (ODD) は男の子に多いのですが、頑固、不従順で、挑戦的な態度を取ったり、大人に口答えをして従うことを拒否したりします。

・行為障害 (CD) はより深刻な障害で、ウソをついたり、盗難、けんか、いじめを行うレベルから、空き巣、武器の所持や破壊活動を行うレベルまで、様々な反社会的行為を行う障害ですが、ADHDに伴うリスクは決して低くはありません。

・不安障害、うつ病 とADHDが同時に存在することがあります。不安障害やうつ病を早期発見し、適切に治療するとADHDの症状が緩和されることがあります。また、逆に、ADHDを適切に治療することによって、不安障害やうつ病も改善することもあります。

ADHDの治療

 ADHDの治療の基本は、精神刺激薬であるリタリンのような薬を使用する薬物療法ですが、薬物療法以外にも、行動療法、心理療法、あるいはADHDの子供を治療・訓練するだけではなく、ADHDの子供を持つ親を訓練する方法もあります。治療目的は症状のコントロールだけでなく、教室での態度や成績、人間関係の向上または維持、大人への過渡期を乗り越えることなどがあります。目標は計測できるもので決めます、例えば、週に何回学校の先生に注意欠陥を報告されたとか、宿題にどれだけの時間を割いたとかです。

2012年6月4日月曜日


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1.内科・小児科・総合診療
■ 東京海上記念診療所(Japanese Medical Practice)
院長:桑間雄一郎 ロザレス・ロウェナ医師 加納麻紀医師 赤沢文代医師
マンハッタン診療所(内科、小児科)
住所:55 East 34th Street (Park & Madison), New York, NY 10016
電話:212-889-2119
ウエストチェスター診療所(内科、小児科)
   住所:141 South Central Avenue Suite102, Hartsdale, NY 10530
電話:914-997-1200
提携病院:ベス・イスラエル・メディカルセンター
日本人医師、看護婦、受け付けが常勤。日本の海外旅行保険を取り扱っており、現金の持ち合わせがなくとも受診可能。

■ 日本クリニック(Nihon Medical Group)
中釜知則医師、周英世医師
マンハッタン(一般診療、内科、小児科)
住所:15 West 44th Street (Bet 5th &6th Ave) 10th Fl, New York, NY 10036
電話:212-575-8910

■ 野口人間ドック&クリニック(Edgewater Family Care Center)
桑間千佳医師
住所:725 River Road, #202 Edgewater, NJ 07020
電話:201-943-4040

■ リバーサイド健診センター(Riverside Kenshin Center)
霞 朝雄医師 服部宗雄医師 霞竜雄医師 
住所:Continental Plaza I, 401 Hackensack Ave 5th Fl, Hackensack NJ 07601
電話:201-678-1900

■ 41丁目メディカルセンター (一般内科)
霞 竜雄医師 小柳乃里子NP 
住所:18 East 41st Street New York, NY 10017
電話:212-683-0041 FAX : 212-683-3414

2.一般内科、小児科
マンハッタン
■ 岩原誠医師(胃腸科、内科)
120 E 79th St (Park & Lexington Ave) New York, NY 10021
212-879-2328
■ 新谷弘美医師(胃腸科、外科)
305 East 55th Street, New York, NY 10022
212-751-9714
■ 武田浩一医師(家庭医、内科、小児科)

2012年6月2日土曜日


献血番長ヤマダフーズの稲葉です。

今朝、通勤の車内で流れてきたラジオからの情報。

今日5月17日は

高血圧の日

ということです。現時点では幸い血圧の数値には問題のない稲葉でありますが、加齢によって血圧は上がる傾向にあるとのことなので、注意したいものです。

1日の成人の塩分摂取量の目安は6グラムとか。けれども、これでも多すぎて3〜4グラムが理想という意見も。

弊社の納豆商品を例に取ると、